三宅庸介観て来た。

ストラトキャスター買ってくる。

と言う事で掘り出し物だ、掘り出し物だと騒いでいる三宅庸介氏2ndソロ「Yosuke Miyake's Strange,Beautiful and Loud」のライブを観て来る。結論から言うとギターって凄いんだねって感じ(笑
アルバムに入っているあの神秘的な楽曲をギタートリオ+鍵盤が再現していくという内容でプログレでもジャズでもない純粋なロックインストなのですが、とにかく氏のストラトキャスター使いとしての表現力と説得力の高さに感動する。ロック特有の威圧感のある爆音の中でジミヘンぽく吼えたかと思うとウリのようにキュピーンと昇天していくその様子は本当に素晴らしい。アルバムに準拠しているので大幅に外れた事もせず決められたメロディの中でどれだけカラフルに絵を描けるか?そんな感じ、音色とは言い得て妙。
色使いも海外のような総天然色な感じではなく、淡い水墨画というかほんのり桜色というか和風。そこに筆を添えたのが鍵盤 矢吹卓氏。名前は以前から聴いていたけど良い仕事してた。

氏の出音も非常に素晴らしく、ストラトというよりマーシャル奥深さとかそういうストイックな部分に惚れる。ギターはファズ&フェイズのジミヘン風にしといて、クリーンにセットしたマーシャルに状況に応じて歪みを本体/ペダルで足す感じなんだろうけどその目分量がまた良い感じでロックしており凄く勉強になる。「マーシャルで歪みが欲しいならゲインは上げちゃダメだよ」とは先人の言葉だけど正にその通り。いや、フルテンマーシャルも良い!凄く良いのですが!こっちも良い!!(どっちだバカ)

いわゆる絵に描いたようなロックストラトが観れて聴ける非常に貴重なライブだと思う。もっと定期的にやって欲しいのですがいかがなもんかな。

さーストラト欲しくなってきたぞー!!(笑


※この前のギターショー(6/26!!)らしいが、ライブはコレの数倍の音力(おとぢから)に溢れてた。格好よすぎる。