損な生き方

やばかったので下北沢のベンチで1時間ほど寝る。少し回復したので敢えて空いてる各停で帰る。やはり明大前のベンチで動けなくなる。こみ上げてくる芋焼酎らしき感触を感じながら
 
「ごめん かずちんはもう汚れちゃうの・・・。」
 
心の中でつぶやく。いや、正直 こういうことは多々有った。しかし毎回 家までは持ち帰っていた。そう衆人環視の前だけは、、それは守るべき乙女のポリシー、そして「それ」だけは避けなくてならないバイブルブラック。最後の魔力を振り絞って電車に乗る。気を紛らわすために すごラジ聞きながら1駅、2駅と数えながら耐える。本気で多摩川荘に泊めてもらうか考えたが携帯忘れたので連絡できず、まさか 押しかける訳にもイカンだろう、仮に住人がいなかったら俺、扉の前で待ってなきゃダメジャン、
  
「、、きちゃった」
「帰ってください」

しかも吐瀉った状態だったりしたら一生ネタにされるとか思ったりしてたら通過、最終防衛ラインを死守する戦いを余儀なくされた。しばらく乗客に対して席譲れと呪殺光線を送っているとラスト2駅で席が空いたので座る→気絶
 
フト目が醒める。対面の座席に横になっている親父と目が合う。
 
「次は若葉台〜」
 
あーそうね、まだ若葉台ね、じゃもうすこし寝れるね、、
 
ってバカ
 
起こせ駅員!!
 
当然最終なんか無いので泣きながらタクシーで帰った。まぁリバースは免れただけOKとするか Nova Era Bring the ash back to life...