CDとか

結局、土曜日は謎の偏頭痛でダウンしておりました。
最近聴いておるCDなんぞ。

The Axis of All Things/Chirs Brooks:
プログレメタルのインスト物の2ndです。なんとビックリいつの間にやら出ておりました。新宿レコードでこれの1stが流れており一発で気に入ってお買い上げ、その後MarkBoalsのソロにゲスト演して以来10年くらいか、、
1stは絵に描いた様なDTっぽいプログレメタルな楽曲に丁寧に練りこまれた教科書通りのフレーズが高速乱舞するという感じでして日本人は絶対好きそうなんだけどなーと思う。所謂シュラプネル系と比較して暴発したりする部分がなく、教材にでもするように作り込まれた楽曲とフレーズは今でもオススメです。
2ndでもほぼ同じ路線で若干フュージョンよりな明るさは有りながらもプログレメタルな楽曲にこれまた本当に丁寧に盛り込まれた高速フレーズが乱舞するという今風な感じ。何ていうかネオクラでアドリブしたいけどコードがポップス過ぎてアイデアが無い、、とお悩みのそこのアナタ、iTunesで\1500だから隠しネタ的に買っておいても良いんじゃないの(笑
 
非シュラプネル系だと本当にインストギタリストは数が少なくなってしまうんだよな。Alessandro Benvenutiとか今何やってるんだろう、、
 
 

The Shadows Compendium/STEPHAN FORTÉ:
ADAGIOのギター、ステファンフォルテの1stソロ。ハイテクギターが飽和してるこのご時世に「俺がNo1だ」と言わんばかりのギターを弾いております、簡単に言うと「巧い、メロディアス、速い」
ADAGIOは1〜2辺りまではSymXみたいなダークなプログレメタルだったんですが以降DimmuBorgerなクラシック風味のダークな要素が加わりましてこれまた飽和状態なプログレメタルの行く末に一石投じたバンドになっております。これの1stの表情豊かなギターとブレの無い楽曲が凄く好きで以降追い掛けております。

アルバムについては現行のADAGIOを引き継ぐダークでゴリゴリなクラシックメタルの楽曲にゲストを呼んでタコ殴り合いという感じでJeffLoomis、Derek Taylor、Glen Drover、Daniele Gottardo、そして大将Matthias IA Eklundhがゲスト。不勉強でDaniel、Derekは知らなかったけど所謂モダンシュレッド系で面白かった。ちなみにステファンがピンで弾き倒す「Prophecies of Loki Xxi」という曲が鬼速ギターなのでこれも良い。
もう少し楽曲にフックが有っても良かった気がするがこれはギターアルバムなのでギターが蹂躙していればそれで良いかな