CDとか

Palace in the sky/PRISM:
ベースが変わってからリリースした中では1番の出来だと思う。
相変わらず即効性は低く1−2回聴いても面白くないなーという印象しか無いのですがこれが7−8回聴くと突然「おおお!!スゲェエ!!」となる時期が来る。前作「Invite」なんか顕著で今でも愛聴しております。永く聴けるアルバムに出会えるというのは非常に良い事だ。

さて、「時期」を迎えた後の感想なんですがやっぱ和田アキラは宇宙一のギタリストだな、と(笑)
ベースが岡田さんに変更になってからの新譜は「コードを軸に各々が解釈する」感じが強くなりましてテーマとかメロディも味付け程度。方法論としてはJazzなんだけど、まぁ全然Jazzじゃないけどね(笑)曲はシンプルで柔らかい感じが増えて、合わせてアキラ師匠も歌い回しが強いギターを弾いておりまして本当に素晴らしい、フレージングとかタイム感とか発音とかギターの域を超えてる。


Razorback Killers/Vicious Rumors:
はいこの落差。VR待望の新譜。「Welcome〜」以降も追い続けた身として前作「Warball」の爆発ぶりと鬼Voの出来に次作を非常に期待してたんですがそのVoが抜けたと聞いて椅子からローリングダウンしてました。で、このCD聞いて思ったんだけどアメリカってのは人材の国だね、新Vo完璧だわ。カールアルバートとリッパーオーエンズ足して2で割った感じの噛み付きメタルボイスで問題なし。
「Welcome〜」辺りのキャッチーな曲は確かに無いんだけどゴリザクとした練り込まれた往年のリフワークが炸裂しておりこれがヘビメタだ!文句あるか!的な感じになってます。