アコースティックギターを考える

昨日がポラリスのリハでした。


私が使ってるのはオベーションといって、厳密にはアコースティックギターではない。アコギと比べるとアンプで鳴らす事を前提に作られてるのでアコギ的なタッチは有っても音のまろやかさは全然違うのね、構造上仕方ないのですが言ってしまうと「針金みたいな音」がする。ただし音の加工についてはアコギより柔軟なので私はこれにコンプを掛けたり薄ーーーく歪ませて使っております。
現時点で抱えてる問題は以下の2つ


1.針金音が気に入らなくなってきた
  じゃオベーション買ってんじゃネェよって話だけどさ(笑)コンタクトマイクを取り付けて生音を拾えないか考える

2.ピッチが合わない
  大雑把には合うんだけど開放と押弦の和音とか変。ブリッジサドルを作り直してもらってオクターブ調整してもらえないか考える。


この2つの問題を解消する為に今回は町田の島村楽器に行ってきた。
島村楽器といえば楽器販売よりレッスンの方がイメージが強く、楽器にしてもギターよりピアノや管楽器、バイオリンの方が強いイメージがあるのね。そんな島村楽器が軽音楽専門店を出したと聞いて、果たしてどれくらいこの俺様を満足させられるか見てやろうじゃないか、、、、



【結論】
島村楽器さん有難う御座いました!!というかスンマセンでした!マジで助かりました!!!


20万くらいするTaylor(いわゆるアンプで鳴らせる生音アコギのハイエンドの1つ)を一通り弾かせて貰った上でオベーションとの構造の違いとか、近づける為の工夫とかポイントとか丁寧に教えて貰う。
まとめると、コンタクトマイクは普通のアコギをアンプ対応させる為の道具であり音の拾い方はオベーションと同じピエゾ式なので意味が無いとの事。むしろエフェクターを駆使して針金音を加工していく方が正しいとの事。
むしろ生での鳴りを安定させる為、質の良い弦、精度の高いペグ(弦巻き器)そして精度の高いチューナーを使ってチューニングする方が重要との事。ここら辺はエレギにも当て嵌まるので更にアコギに特化した弦とかチューナーとか教えてもらう。


というか私、アコギ弦の材質に種類があるなんぞ露知らず「ダダリオで十分」とか言ってました、スンマセン!不勉強でした!!一応書いておくとJOHN PEARSE製のPhosporBronze LightGauge(12/53)というのを買いました。このPhosphorBronzeってのは普通のBronzeに比べてキラキラとした感じなんだって。

で、チューナーはSEIKOの「STX1Σ」って奴を買ってきた。前から「振動検知式チューナーが良い」と聞いてて買い換えようと思ったんでこの際買い換える。SEIKOなんぞが大丈夫なの?って思ってたら検知精度の良さに加えて各ピッチ(415、438〜445Hz)でオクターブの発音機能が出来るので管楽器等でも実績有るんだってさ。


興奮気味に帰宅、張り替えてチューニングし直してコードを鳴らす、、、、
やべぇ、ピッチ狂ってネェよ、、、、やだ、何この子ってば、、、、、


なんか久しぶりに綺麗な「Em9」を弾いた気がする(笑)弦の音もなんとなーく、キラキラした感じに聞こえなくも無い。アコギやってる人にとっちゃ当たり前な話だったかもしれないけど個神的には大勝利。なんかやる気出てきました!!



後は腕前だけか!そうか!逃げられなくなったな!わーはっはっは