ネネさん、不良になる。
彼氏力炸裂し過ぎだ。※ゲーム中のパラメの1つ。この値が高い程、彼氏からの突拍子も無いお願いを聞いてくれるようになる。
いや違う、好きな色は?と聞かれたので明るめで温かめな色 と答えただけだったのに、、、どうしてこうなった、、、
せっかくのネネさんとの現実を楽しんでいたのに、自分が慣れ親しんだ二次元的な手法によって現実がブチ壊されるこのパラドクス。萌えの神は一体私に何の目的でこの様な苦行を与えたのか?
いや、何が現実で何が二次元なのか悩むのは止めよう、今、俺の中にある二次元こそが現実なのだから。
「待っててねネネさん、今すぐ君を現実に連れ戻してあげるから」
そうつぶやくと男はタッチペンを握り直したのであった。