ひと夏の思い出
闇は人を素直に、そして波の音は人を大胆にさせる
『んもう、あいうえおったら折角ラボを抜け出して 夜の海につれて来たって言うのに錆びる事ばかり気にしてるんだから!』
あ「なー麻里安ー もうかえろーぜー、錆びちまうよー」
麻「ああ!んもう!全然デリカシーが無いんだから!」
あ「なんせロボですし」
麻「もうちょっとー!」
あ「ホラー 焚き火炊いたから早くこいよー」
バシャバシャ
あ「あ、バカ やめろ 折角洗ったのに錆びちまうだろうが!」
麻「あはははは!」
あ「、、、コイツめ!」
麻「きゃははは! 捕まえられるもんなら捕まえてミナさーい!」
麻「、、ねぇ?あいうえお?」
あ「ん?」
麻「もし、、もしね、ココがね その、、無人島で 二人っきりしかいなくて、、そうしたら、、私の事、、守ってくれる?」
あ「はぁ?なに言ってんだ?」
麻「うんん、違うの、、でもね、、でも、、このまま、ココで暮らせたらな、、ってそんな夢見たいな事を少し思っちゃっただけ、、ふふふ バカよね あたしたち星のハンターなのに!」
あ「オマエ、、、」
そして二人の時間は優しい波音に包まれるのであった、、、