楽宴祭観てきた

KONAMI音ゲーonlyのライブイベント。個神的にはギタフリとかゲーセンでたまにやる程度なので曲も大して知らないのですが、これ系のイベントはお客さんの雰囲気も良く毎度足を運んでおります。今回も良かったです

どのバンドも原典に対するリスペクトを強く感じたし、今回合わせの企画バンド色が強いので「俺が!俺が!」という感じは無く「この曲が!この曲が!」という位置で各バンドさん演奏してたのが良かった。お客さんもバンド個々を見に来てるというよりイベント全体を楽しむノリがあって幕間でも全く冷めず次は何演るんだろう?という感じで良い雰囲気でした。こういう合宿最終日な雰囲気が非常に好きです。
各バンドさん演奏も非常に上手だし、今回は各コンポーザーに限定した事で曲調がバラけず聞き易かった。あとは曲毎の「聴き所」を熟知してるから単に譜面を追う、音を出すのではなく難しく言うとアーティキュレートが完成してるんだよね。簡単に言うとF、G、Aとコードを弾いただけなのに『Final Take Off』が聴こえてくる、そんな感じ(笑

簡単に各バンドさんの感想を簡単だけど書いてみる、主観なんで気に触ったら申し訳ない。あと 古川バンドが目当てだったので長くなります、、申し訳ない、、


1バンド目
210さんが良い具合でハジけていた。ギターがマツキさん&TAKさんという「良い仕事系」だったので210さんがいくらハジけてもちゃんと楽曲内に収まるのが良かった。


2バンド目
人間国宝現る(笑

お目当てのLan.君率いる古川もとあきコピバン。オープニングのミドルバラードでトーン絞ったクリアトーン弾き始めた時、正直倒れそうになった。現在の若手ギタリストがスピードだ、フレーズだ、テクニックだ、と切磋琢磨する中、1人霞を食らう仙人が出てきました。

以前からLan.君のプレイが老齢化してると言ってたんですがココに来て場を支配するようになっていた(笑)老齢化と言っても円熟したチョーキング1発をカマス訳でもなく隙間を持たせながらネチネチとした(笑)フレーズが積まれていくその様は若手が何年も掛けて栄枯盛衰した後の悟りの境地に既に到達してる感が有った。音色もセミアコにTS9挿すようなゴージャスな感じではなく良い意味でペラっとしたエフェクト任せの鼻詰まり音で本当にクロスオーバーだった。サックスと小粋にハモったりしてるのにDIMENSION臭が一切せず、むしろGRP系のクロスオーバーな感じが終始していた。途中でぽっさんが入ったボーカル曲もポップスというよりAOR、それもホントにGRP的な感じのAORだったのが良かった。

あとドラムをフカホリが叩いており、相変わらず良い感じだった。ハコの都合なのか全体音量のバランスが悪くスネアだけがデカく聞こえSome Hard〜みたいな16拍子が並ぶ曲は若干変だったけど演奏が崩れてなかったのでステージ上では調整されてたんだと思う。


そしてLan.君は今後どこに行くのだろう。


3バンド目
打ち込みテクノビートに主旋律を鍵盤で弾くという王道テクノ。鍵盤とハモるバイオリンもスゲーんだけどやはり各自が曲の拾い所を熟知してる様子で細かいミスはあったけど全体の流れを終始キープしており説得力が有った。凄いねぇ。


4バンド目
はっち君とそえさんという方がギター弾いており、変則拍子連発の高難易度のメタル曲をバリバリと弾いてた。殆ど知らない曲なんだけどやはりアーティキュレート(ry
変則拍子なのにお客さんが付いてくる辺りイベントならではだなぁと(笑)そえさんはレスポールのスタンダードを弾いており、その割にはスィープの和音が非常に綺麗、ロック式ギター並に綺麗だったので思わず終演後に挨拶がてら話を聞きに行く。初対面でいきなりチューニングの話をして変な人だと思われただろうか(笑



あと個人的に声を掛けてくださった皆様有難う御座います。何人から正面衝突の名前を聞いてこそばゆくなった(笑