ギター試し弾き会でした

はっち君、Lan.君そして私の3人で各々のギターを持ち合い情報交換してきた。まぁ私1人でスゲー、スゲー、言ってたんだけどね(笑)お付き合い頂いた二人に大感謝、凄い勉強になった。


※左からレスポール(タマイ)、Schecter(Lan.)、SAW8(タマイ)、Tom Anderson(はっち)


噂のTom Andersonを弾かせて頂く。一言で言うと芸術品だった。
楽器屋とかでチョイチョイ弾いてた印象と大違い、凄い技術力に裏打ちされたギター、というか「Tom Andersonという楽器」だった。


以下は感想。素人の所感なんで気に触ったら申し訳ない。


出音はまろやかで輪郭が無いけどスカっと明るい感じがして抜けが良い。ヴィンテージでもモダンな尖った感じでも無い独特な音なんだけど嫌味が無く全く「ギター」だった。Midが強く喰い付感が若干弱めだけどなんていうか個人的にはストラトセミアコの中間点な感じ。質の良いコンプレッサーで膨らませると良いかな〜とか思ったり。
例のスイッチングも非常に良く考えており、恐らくはシリアル/パラレルの組み合わせだと思うんだけどその出力調整のバランスが絶妙。ここら辺はオリジナルPUも作用してるみたいでSSH配列なのにSSで「リアハム相当」になったり、全体的にタップ時/シングル時のバイト感が強いので歪ませずにアクセントを強調できたり多芸。いやどのギターでもそうなんだけど、その各々のスイッチポジションでの出音のバランスが絶妙でした。

例えばHSH配列のギターでSを基準に使っていてリア/フロントでリード弾くっていうスタイル有るじゃないですか、あれの一歩進んだ感じ。欲しいトーンは崩さずバイト感だけを足してアクセントを出す、そんな事が出来る、、、いやどのギターでも出来るんだけど(笑)そのトーンの維持具合と全体バランスが凄い良いんですよ。単純に似たようなPU載せて配線した、という感じではなく、出音をを含めて全体調整してる感じ。出荷時に一本一本PUとか電装系の調整とかするんだろうか?

後、バズフェイトンはやはり凄かった。どういう仕組みかイマイチ分からんが和音が鍵盤のように聞こえるのは凄かった。


バッキングはバッキングでオケに忍び込んでおいてリード時にタップしてアクセント強めにロングトーンで攻める、、そんな感じが適しているかなぁと。私みたいなレッツゴー!絨毯爆撃的な弾き方だと逆に埋もれるかも知れない。


※仮にインストで弾くならばこんな使い方がマッチしてる。多分00:35までセンター/フロント側でVol絞って弾いて、そこからブースト代わりにリアにして弾いてる、と思われる(全然違ってたらごめんなさい。音の張り具合が今日弾いたのと似てたんです)

凄いギターだ。



Lan.君のSchecterは見たまんま(笑)指板エボニーでブラスナット、フレット細めでPUがEMG、シャラーンとした典型的なルカサーっぽい音だった。勿論エフェクトありきのギターなんだけどエフェクト後の出音がカールトン風の日本人が好きそうなクロスオーバーな感じだった、既に20代の出す音じゃなかったのである意味安心した(笑)




まさに この人にこのギターあり、そんな感じの情報交換会でした。