高校卒業しました。

という事で「ときめきメモリアル4」を大倉都子エンドでクリアしました。


育成型恋愛シュミレーションゲームの名に恥じぬ素晴らしい出来栄えでした。「メモ1」にハマった人は十分に楽しめると思う。
「メモ1」の面白さって自分のパラメを計画立て効率よく上げて不利な状況を好転させる達成感に有るんです、女子イベントはパラメ上げに疲れた時の清涼剤みたいな感じ。普通なら1周終えた所で大体は出会いも無く孤独のエンドを向かえ「やってられるか!」と投げ出すんですが


「あの娘、かわいかったな、、、」


と再びコントローラを握るこの悲しい生き方。

ついには育成の仕組みを熟知して自分で好きな様にパラメをコントロール出来るようになると このゲームはもう一つの顔を出します、、というかココから本編開始。今までの経験から彼女達の大雑把な趣味/嗜好を得ているので「この娘に気に入られるにはこうだろう?」と、こちらからアプローチが出来るようになる。同じデートスポットでもこの娘はOK、この娘はNG、と言う風に違った面が見えてくるんだよね。
最終的には今まで値踏みされていた女子に対して「狙い撃ち」が出来る様になり、達人になると必要最低限のキャラ発生(詩織、優美、メグだったかな)のみでクリアしたりその逆をやったりする。こうなるともうホント止まらなくなる、俺ツエエエエって感じ(笑


そんな中で美晴(あとレイ/笑)みたいな本当に「運命」で会えるキャラもあったりと大手らしい斬新な仕掛けが面白かった。



そういうゲーム的な要素が「メモ4」でも有るので面白かった。都子の場合は立場上ゲームシステムに絡んでくるのでトリッキーだし話も破綻してるんだけど(笑)言いたい事は良く分かる。キャラの濃さと福園美里のテレテレとした芝居が合わさって人気出るんじゃないだろうか?
あと音声の演出が面白かった。都子は幼馴染なんで主人公(=俺)を起しに来るんだけど


「起きて、起きてー起きてー


って耳元に近づいてくるんだよね、どういう技術か分からんですが良かった。合宿イベントで狭い布団に2人で逃げた時には耳元ゼロ距離でささやかれた
あとはOP/EDの歌がダメだな。アレだと普通に歌として機能するだけで「ゲームの曲」にはならないと思う、なんていうか「突進力」が足りなさ過ぎだ。2人の門出に地味なバラードってどういう事なのかと(笑


という事でまた入学してきます。