【ネタバレ】マクロスF劇場版観て来た【ありかも】

『スタイリッシュなロボットアニメ』の面目躍如、凄くスカっとする内容で良かった。


時間軸としては6〜7話辺り(ギャラクシー撤退戦)までを「テレビとは異なった背景」で作り直して2時間枠に再編成した内容。なんていうかイベントに対する時間軸はテレビと同じでもそれに到達するまでの各キャラの動きが全く違う。まぁテレビシリーズを2時間で端折って無理にまとめるより、作り直す方が見てる側としては違和感無いのでOKです。
最初からアルトとランカが仲良し(シェリルの初回ライブのチケットはアルトが押さえた事になってる)だったり、グレースが既に「企み(何を企んでいるかは明かされてないが)軍人」なのをシェリルが認識してたりと面白い構成だった。


前半は歌、歌、歌、って感じでシェリルの初回ライブは1曲以外全部新曲、ランカの営業ソングも増えてた。
後半は例の撤退戦になるので男子向けのスタイリッシュなドンパチだった。オズマの「種割りミサイル」とかモンスターの砲撃からまさかのマクロスアタック(厳密にはダイダロスアタック)と大盤振る舞いで良い感じなんだけど、モンスター砲撃前のあの「甲板を借りるぞ!死にたくないものは私の視界からされ!」が無かったり、艦長の「このクォーターが云々」も端折られてたり割りと寂しい。
で、その分ブラウ×アルト共闘だったり、オズマ機大活躍だったりとテレビシリーズからのフィードバックを反映したファンサービスが増えてた、ルカ機なんか飛んでもいない(笑)


そしてこれ重要、メガネ君が死ななかった(笑


劇場版って当初は「テレビシリーズの後の話で死んだメガネを生き返らそうとするクランクランの話」的な噂が流れたじゃん、そんなの一切無し。クラン(大)なんかラストにちょっとしか出てこねぇ。メガネもテレビシリーズじゃ割りと酷い扱いで死んだ(バルキリー戦でもない)のに、劇場版だとそれなりに見せ場作って撃墜されて、実は生存している。


全体的に「ゼロ」臭さが無くなり「セブン」が出てきた感じ、テレビアニメシリーズが好きな人は見に行って損は無いと思う、130分あっという間でした。


で、スタッフロールが流れた後


「-予告-」


マサカの後編の告知。


本当に終わるんだろうか、、、今回でマクロスアタックもやったし、メガネ生きてるからラストの狙撃も無いだろうし、それでもグレースフルボッコで終わるんだろうか、、、