CDとか

Blessed are sick(LIMITED EDITION)/Morbid Angel:
ふざけんなEARACHE(笑

ということで私が心から敬愛するデスメタルバンド、Morbid Angelが1991年に発表した大傑作、2ndアルバムの再発版。ちなみに邦題は「病魔を崇めよ!」
 
よく こういうミュージシャン気取りなブログで(爆笑)デスメタルが好きです〜的な事を書くとやれシャバイだの、イキがってるだの、『自分が如何に音楽に詳しいかひけらかすだけのカッコつけ』みたいに思われるんですがバカヤロウこっちは本気だ。
そうでなきゃリマスタも何もされてない再発版をわざわざ買うかって話ですよ、しかも新品で
 
なんと今回の再発版にはアルバム制作/発表時にまつわるエピソードを当時の関係者が語るドキュメンタリーDVDがオマケとして付いてくるのだ!おお、そりゃスゲェ。
 
海外のバンドなので情報入手は中々難しく増してこういう音楽だし非常に貴重な情報源だと購入、バンドメンバーがアレコレと思い出を語るんだろうなーとDVDを見てたんだけどお馴染み(?)Morrisound の録音エンジニアと当時のツアーギターテク(今は弁護士だぜーって頭で言ってる/笑)辺りがタラタラと当時の思い出を駄弁ってるだけ。肝心のメンバーもBaのデビッドしか出ておらず何か普通、当時のライブ映像も無く、オマケとして80年代臭全開の当時のPVが入っているだけ。なんですかコレ。
  
Morrisound Stuidoというと今じゃ「デスメタルの製造基地」みたいなイメージありますが、
  
「別にデスメタルを録音する為に作られたスタジオじゃないんだよ」
 
と語るMorrisound studioのTom Morris氏の話が興味深い。
  
「普通のポップス、というのは比べると非常に空間が多い音楽なんだ。その空間を使って上手く処理してやればいいんだけど、彼らの場合は音数が多く、それは一般的にはノイズと言われる物だが、綺麗に録音しなくてはならなかった」
「頭に響く歪みギターとブラストビートのドラム、そこにボーカル吼えている、これを録音するには普通のやり方じゃダメだ」
「あのアルバムを出した後、数多くのバンドがここにやってきて作業をした。それはこのアルバムには彼らが望んだ音が入っていたからだ」
 
割と名言が多くコレはコレで良しとする。
一応、当時のツアーの話、ジャケ絵の話、ちょこっとだけ機材の話、等など面白い話もあるんだけどやはりオマケレベル。
 
 
でもいいんですファンですから (T_T)/~~~
 
最後にDavidが
 
「この前ファンの一人から あなた方の音楽を聴いて弁護士になりました! とか言われたんだ。俺にとっては自分達の音楽を聴いてもらって何かを達成する糧にしてもらう事こそが嬉しい事だね(Music to my ear)」
 
と締めております、カッケー。


でも早く新譜出してください。