一難去ってまた一難

ここでフト気付く
 
鉄子にはテンションバーが無いんだけど大丈夫なのか?

こちらをご覧頂きたい


 
Cが指す棒状の金属をテンションバーといいます。大雑把に説明するとコイツはA−B間の角度と平行になるよう弦を押さえる役目を持っております。これによりA−B間の金属板は弦に対して余計な曲げや押さえ込みをせずに弦を固定できるようになります。
もしテンションバーが無い状態だとA−Bの角度と弦巻き部Dの角度に差異が生じ、その差異をA−Bの金属板で押さえつける事になり、この部分の磨耗や遊びによるチューニング誤差が生じます。簡単に言うとナットを締める度チューニングが上がって行くわけですな。弦を固定するのが目的のナットが本末転倒、というわけです。
 
で、鉄子にはこのテンションバーが無いんだけど大丈夫なんだろうか?一応、ヘッド自体に角度があって弦巻きとナット部分の角度差は無い様に見えるから良いのか。