キレ芸のファンタジスタ

ラジオ関西で配信してるオドロキ戦隊モモノキファイブというラジオをwebでここ一ヶ月くらい聴いてるんだけど本当に酷い、なんでもっと早くから聴かなかったのかと後悔するくらい酷い、もうリピートしまくり。
 
今井麻美が ぶるらじ で杉田智和と奮闘してる中で旧相方の中村檜里子はどうしてるのかな〜って思ってたらスゲェ相方が付いてた。
 
日笠陽子スゲェ。
 
「ラジまshow」時代から評価されていた「超高速で思いついた事を即座に言う」という「超高速ボケ」の中村に対して「超高速で拾い整理してから投げ返す」という手法をミンゴス(=今井)は取っており、この手際の良さが売りだったんだけど日笠の場合はその場でキレる、とにかく先ずはキレる。
キレる といえば浅野真澄の得意技なんですが、ますみん(=浅野真澄)のように出し引きを巧みに使い分ける訳ではなく終始キレ続ける、このキレ方が尋常ではないので面白い。
 
 
「なに言ってんですかぁぁあああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
 
声優と言うスキルを最大に生かした弾力と瞬発力に富んだキレ方をする。
キレると言っても怒っている訳でもなく騒ぎ散らかす風でもなく、むしろ相槌に近くツッコミ返すという事をしない為に中村さんもボケ続け会話が収まらず更なるボケを誘発、それをキレてはまたボケを誘発、そしてキレて、、、、と繰り返しながら放送時間が終わる(進行や回しはボケ疲れた中村さんが担当する事が多い)。
冷静に聴くと内容が少なく会話もあんまり膨らんで無いんだけど 勢いと押しの強いやり取りが超高速で行われ拝聴後は脳内がリフレッシュされるので元気になります。
中村さんのあの独特のボケをこうまで生かす相方がいる事がオドロキだ。
 
日笠陽子といえば日本の楽器産業に対して多大な影響を与えた番組の代表キャラクター達の役者さんの一人であり、場合によっては今年の紅白に出場するかも知れないのに これだけ捨身で良いのだろうか、、いわゆるアイドル声優と呼ばれる方達が敬遠している一線を躊躇無く踏み越えていくその姿勢にもうメロメロです。
 
と言う事で昨日 企業ブースでこの番組のDJCDをゲットしてきたんだけど中々酷い内容で良かった。過去のバックナンバーも収録されてるのでじっくり聞いていこうと思う。