CDとか聞いた

Folklore and Superstition/Black Stone Cherry:
超カッケエ。早くも今年のベストCD来ました。The Darknessへのアメリカからの回答というかなんというか。
ジャンル的にはサザンロックをベースに現代的なエッジのあるバンドって事だったんでBLSとかDOWNとかドゥーム系の軽めの奴かなーって思ったんだけどアンタ!ホントにサザンロックに現代的なエッジがあった(笑)まぁサザンロックって何よ(いわゆるロック側から見たサザンロックってのは本来のサザンロックと違うのはジャズロックとかと定義が同じだ/笑)って話はさておき、LAメタルAORとはまた違ったルーツの米国式骨太HRで御座います。
 
面白いのはこの人達、全くサバス臭がしない、皆無。ついでに有りがちなブルース臭もしない。よくあるメロディを取捨選択して漢っぽさで包み込むバランスの良さとか、田舎臭さを残しながらも匂って来るAOR臭とか、、そりゃ外部の入れ知恵もあるかもしれないけど、現代的な感覚でサザンロックをリファインしたというかそんな感じ。
 
演奏面もエライ充実しております、是非是非

PermanentWaves/RUSH:
エライ安かったので保管用に捕獲。それまで大作志向だったRUSHの転機になる1枚、まぁこの人たちは毎回転機なんだけどさ(笑)
アレだけ大作志向だったバンドが突然コンパクトに、しかもラジオヒット向けの曲ばっかでアルバム作ったのにファンを見限らせなかった内容の濃さがスゲエなと。要はここら辺から楽曲に「謎解き」要素を持たせる訳ですな、もうヲタク大喜び、嬉々として持論を言い争う訳だ(笑
 
1曲目のSpritOfRadioなんぞは「僕達売れたいんでラジオ向けの曲作りました!」と主張堂々とキャッチーな曲なのに、当時流行りのレゲェリズムを入れたり、ご丁寧に4:59で終わったり「やる気」満々(笑)。歌詞も「いつでもどこでも好きな音楽を聞けるラジオって良いね」的な感じで、最後の最後に「〜ってセールスマンが言ってました」と締める辺りもうヲタク興奮ですよ(笑
 
個人的なヲタク解釈をさせてもらえるならこのアルバムはSpirit〜はオマケ、本編はFreewillからだと思う。要はFreewillで
 
ボクは自由意志を選択する 
 
と宣言しておいて最後のNaturalScienceで
 
波の満ち引きは常に続く(これがPermanentWavesな訳ですが)
飲み込まれちゃダメですよ
 
 
これFreewillって「物の流れに沿った意志」だと思ってまして となるとFree〜とNaturalは対極に意味してるんじゃないかと勝手に思ってます。
 
どうなんでしょう