CDとか

Good To Be Bad/WhiteSnake:
白蛇の紋章、未だ衰えず。Serpens'Albumに比べると派手さが無いだけで内容は全然OK、ブルーズを土台にした英国式HM/HRの大復活で御座います。
　
往年の楽曲の良いところを上手くアレンジしてリファインした楽曲はどの曲も明確な白蛇節が刻まれてるし、どの曲でも非常にフラッシーで８０年代なギターソロが聞ける。デビッドカバーデールはシャウトはしないものの深くて渋い往年のボーカルを聞かせまくっている訳です、もう涙ブチ切れですよ。THUNDERなんかより全然若々しい（笑
　
復活ライブの時から思ってたんだけどバランス感覚の非常に高いマネージメントを持ってるみたいで、バンドCDというより「エンターテイメントです」という概念を元に制作されているんだと思う。復活ライブのそのダグ＆レブのフロントに起用したその選球眼と各自の職人っぷりもスゲーんだけど その「往年具合」を聞いたら「ああ、このメンツで１枚作らないかな」と思うその部分をガッチリ軸に持ってきたのは見事です。
　
やるべきバンドがやるべき面子でやるべき事をやりました、そんな１枚