CDを聞く

Dwelling On The Threshold/TribeOfGypsies:
何このNuclearValdez(笑)という事で師匠、RoyZ率いるLA発ラテン風バンドの新譜。ラテン風というかパーカッシブな普通ロックと言う感じで、真夏のクソ暑い時に青空見ながらリラックスしながら仲間とBBQ的な事をするBGMには丁度いい感じの歌物。
 
完全にギター臭が無くなったのが少し寂しいのですが、1曲だけ鬼インストがあるのでOK。コレがまた高速サンタナみたいなのでOK
 
CityOfEvil/AvengedSevenFold:
やっぱ出てくるんですねこういうバンド。ここ数週間、コレしか聞いてない記憶なんですが、これまたLA発のアメリカ式HR。音像的には「GalacticCowboys+BangTango」に近く、キャッチーでストレートな歌メロと複雑に絡むコーラスをツーバスとFull-ShredなGが追い掛けてく、物凄い良い。
 
細かい事なんか気にせずノリノリなのがスゲー良い。コレは良いぞ、上手くするとVanHalen的な位置に行けるかも知れん。SlipKnot出た時も思ったんだけど、凄いバンドってのは大体挑戦的よね(笑
 
Distorted Views/MichaelHarris:
ジミヘンとかリッチーがテクニカルギター開拓時代の「第一世代」ヴァンヘーレン、インギー、スティーブヴァイみたいにソレを売りにしてたのが「第二世代」、第二期を理論的に統合して確固たる学問として確立したのが「第三世代」テクニカルギターの歴史と勝手に決めるとして、この方は第三世代に当てはまる。
 
第三世代の売りとしてはD.Theater以降の「あくまで楽曲中心のハイテク」志向が強く(まぁRustyCoolyみたいな速弾バカ一代もいるけどさ/笑)と同時にプログメタルも随分と成長した訳ですが、そういう面からするとまだギター寄りな作品なんだけど、ネオクラって訳でも無く、Fuisonなアプローチがあったりと反復運動のジグソーパズルになってないところが良い。勉強になります
 
第三世代ってのは結構興味ある所なんだよね、バカテク/ネオクラじゃなくても曲のセンスが強いと評価される部分があるからChrisBrookとかDAITA(元ShamShadeね)とか面白い人が沢山出てくると良いな。