カオシックルーンEsを読む。

襲われる制服少女、キャア!ブシャー!飛び散る血飛沫、、、ここまでなら臭い青年漫画でも良くある。転がる少女の無残な死体、、、ここまでなら18禁のグロ系の漫画/ゲームなら良くある。

その死体が切断面を晒し真っ二つにされ、臓物まみれになるとどうなるのか?

それは僕らのカオシックルーンEsである。

1ページ目から「気にイラネェ奴は帰れ!」と言わんばかりの撒き散らしっぷりで安堵する。今回もメリ【臓物】ハリ【乳】が効いた作風となっておりコケオドシ的な画風と相俟って独特な世界が描かれている。前作の売りの1つであったハイスピード戦闘(主要幹部が1コマで惨殺される)が無くなりアレ?って思ったんだけど、雑誌が変わって作者ヤマケンが描きたい事を(人間ハンマー、ゾンビ爆弾など)描ける余裕が出たみたいでヤマケンの気が済むと瞬殺されてるのは従来通りだった。

ちなみに前作のカオシックルーン、お察しの通りアクエリアンエイジの分家のカードゲームであり、メディアミックス前提だったらしく、なんと新谷良子がDJでラジオ化され、伴いドラマCDが3枚出ているのだ。そんな戦略作品なのに臓物と乳を撒き散らしながら駆け抜けた怪獣漫画、カオシックルーン、俺は大好きだ。

では今回のEsではタイアップ関係はどうなのか?後書きにかかれていた企画の方のコメントを掲載しておく

「あっそうそう
 メディアミックスの企画をお持ちの企業の方も歓迎です。
 カードゲームとかどうですか?」

最高だ、カオシックルーンEs