がんばる

先日仕事で長野の奥に行く。

明らかにWinterSportsでしか収入源が無いようなヤタラ広い駅前でその広大さに如何に自分が小さい器なのか感慨にふけってみた。

毎日仕事とかストレスたまる事連発する中で自分の狭さに目を背け小さな出来事に腹を立てては自分は不運だと嘆く、、そんな自分を恥じながら なにやらモゴモゴと話すご年配の方々に混じって地元バスを待った。

「僕を使ってください!!」

このまま、どこかの地元会社に飛び込み、英語とPCスキルを生かして出世、社長の娘と結婚して権力を揺るぎ無き物にして余生を過ごす

みたいな事を一瞬考えたが、飛び込み先の上司が逃げ出し君だったら嫌だな、とか 社長の娘がヘビメタ/漫画/声優に理解を示さない人だったら嫌だな、とか、楽器屋が回りに無いな、とか色々と大事な事を考えた結果 都内でもう一度だけがんばることにした。

というかバスがこねぇ。2時間で1本しか来ず、日曜は運休と書いてある時刻表を見て、ああ、コレこそが私の本当の職業なんじゃないのか?とか失礼な事を考える。

長野のご当地ソングである「SecondFlight」を聞きながらバスを転がす自分の姿を想像しながら一人都内へ戻った12月の夜であった。

あいまいな季節だからこそ。